印鑑の素材に琥珀ってアリ?実はデメリットがあるってホント?

琥珀色。

石の色がそのまま色の名前になるほど、その深い色合いに魅了されますね。

ウィスキーも最少は透明で、熟成が進むと琥珀色になりそうです。

 

長い時間が作り上げる色…なんてロマンチック!

 

アクセサリー作りが趣味なので

パーツショップに出かけることも多い私。

 

売り場には大きさ・形・色、そして値段も

様々な琥珀が売られています。

 

ついつい手に取っちゃいますよね。

きれいな印鑑になるのは間違いなしだけど、

素材としてはどうなのでしょうか?

 

実は琥珀の印鑑には注意が必要なんです!

琥珀の印鑑、実際どんな素材なの?

印鑑の素材として、琥珀は象牙と並ぶ

高級素材のひとつに数えられています。

ということは案外古くから使われているんですね。

 

琥珀（Amber）は樹木の樹脂が

長い時間をかけて化石になった宝石です。

 

樹脂なので化石になる途中で昆虫や葉っぱ、

花や木の皮などが入り込んでしまうことも。

 

特に虫が入ったものは『虫入り琥珀』と

呼ばれて、とっても希少価値が高いです。

 

樹脂なので、ほかの天然石に比べると

とっても軽いです。

 

また不思議なことに、

手に取った時ほんのり暖かく感じられます。

これが琥珀の一番の特徴です。

 

一方で琥珀は石ではないので非常に柔らかく、

そのままでは印鑑として使えません。

 

印鑑用の琥珀は、天然琥珀に人工樹脂を

混ぜて固くしたものが一般的です。

そのため琥珀樹脂や樹脂琥珀と

呼ばれることが多く、ネット通販では

誤解がないようにきちんと「琥珀樹脂」「樹脂琥珀」と

明記されています。

 

加工が楽なためか、オプションで印鑑の

上下が分かる印（アタリといいます）に

宝石を埋め込むこともできるようです。

 

それでもほかの素材より柔らかく

傷がつきやすいため、取り扱いに

注意が必要です。

落としたりすると欠けることもあります。

パワーストーンとしての琥珀の意味

樹木は二酸化炭素を吸収して酸素を作り出します。

そのため樹木からできた琥珀は、

心身から負のエネルギーを出して

正のエネルギーを取り込むと言われています。

 

呼吸するように、流れるように循環して、

琥珀を持つ人の心と体が健やかで

いられるように守ってくれているんです。

 

擦ると静電気を帯びることから

良い運や縁を引き寄せる石とも

言われています。

 

財も引き寄せることが

できるそうなのでぜひ身に着けたい

石のひとつです。

 

 

これは余談ですが、

風水師に琥珀さんという方がいます。

 

お写真を見たところ自信に

あふれているような印象を受けました。

なんだかご利益がありそうですね!

琥珀の印鑑のお値段は?

印鑑通販まとめサイトの印鑑.comによると、

厳選した通販サイト12社の平均のお値段は

1万3000円ほど。7000円～2万5000円と

開きがありました。

 

樹脂が混ぜてある素材のため、

濃いものから薄いものまで

バリエーションが多く、模様もさまざまです。

 

そのため模様や色が思っていたのと違った

という意見もあるようです。

 

それでも皆さんおおむね満足しているのは、

やはりその美しさが特別だから

ということでしょうね。

 

まとめ

1. 印鑑の琥珀は、琥珀100%ではなく樹脂で補強されている。でも傷や欠けに注意が必要。
2. 琥珀には心身ともに健やかにしてくれるパワーがあると言われている。
3. 昔からある印鑑素材の中では高級品のため値段は高め。
4. 見本の写真と同じ色や模様とは限らないこともある。

バリエーションが多いということは、その分選択肢が多いということ。

 

思い切ってお店の人に

「すじがはっきり見えるもの」とか

「赤に近い深い色がいい」とか

言ってみるのもいいかもしれませんね。

 

親身に相談に乗ってくれるお店は

きっとお仕事も丁寧ですよ!