水晶は印鑑素材として強度も十分!人気の秘密と注意点とは?

水晶といえば占い師が持ってる水晶玉を

思い浮かべるのは私だけではないはず!

 

でもあんな大きい水晶玉なんてあるのかなあ…と

思ったらありました！

 

世界最大の透明な水晶玉は直径32.7cm!

（アメリカ国立自然史博物館所蔵）

美術館・博物館巡りが大好きな私としては

見てみたくてたまりません!

 

水晶は日本でも古くから採掘されていて、

日本の国石になっています。

ごめんなさい、知りませんでした。

 

でも法事とかに行くと水晶の数珠を

持ってる方をよく見かけるので、

身近な宝石なのは間違いないみたいです。

 

だったら印鑑も作れるんじゃないかな?と思いますよね。

そう思ったあなたは正しい!

水晶は印鑑としても人気の素材なんです!

 

水晶の印鑑、実際どんな素材?強度は十分にあるの?

 

 

日本ではひとくくりに『水晶』と呼ばれていますが、

英語だと「ロック・クリスタル（Rock Crystal）」となります。

え～クォーツ（quartz）じゃないの？と

思う人も居ると思いますが、

その辺は日本語特有のあいまいさにあるみたいです。

 

クォーツは日本では「石英（せきえい）」と

よばれる鉱物を指します。

その中で無色透明・結晶形（六角柱状）が

はっきりしたものを特別に『水晶（白水晶）』と呼びます。

 

またクリスタルとは「結晶」という意味なので、

結晶のかたまりで「ロック・クリスタル」です。

日本ではわざわざロック・クリスタルとは呼びません。

 

ロック・クリスタル以外のものをクォーツと

呼ぶと決まってるわけでもありません。

つまり『クリスタル=クォーツ=水晶』となっていて、

みんな間違いじゃないんです。

 

 

実はアメジストやシトリンもクォーツの仲間で、

それぞれ紫水晶、黄水晶という日本名がついています。

 

 

クォーツには色や模様のバリエーションが

たくさんあるので、日本には水晶の種類がいっぱいあるのです。

 

水晶は硬度が高く摩耗や欠けに

強い一方で衝撃に弱いという欠点があるため、

落としたり、固いものをぶつけると

いったことには注意が必要です。

 

ところで観光地で写真のような

水晶の原石を見たことありませんか?

当時子供だった私は「宝石って石から生えるんだ!」って

真面目に感動してました。

我ながらおかしなことを考えるものだと、

ある意味感心してしまいます。

 

パワーストーンとしての水晶の意味

水晶は色ごと、種類ごとにご利益が違います。

代表的なものを挙げてみました。

• ロック・クリスタル（白水晶）生命力を高める、体内の悪いものを浄化する
• ローズクオーツ（紅水晶）：若さや健康を保つ、愛情エネルギーを高める
• アメジスト（紫水晶）：精神の安定、良縁を呼び込む、魔除け
• シトリン（黄水晶）：商売運・金運アップなど富をもたらす
• アメトリン（アメジストとシトリンが混じったもの）：アメジストとシトリンのいいとこどり!
• スモーキークォーツ（煙水晶/茶水晶）：不安や恐怖を乗り越え希望をもたらす。

ロック・クリスタルは

日本でも神事に使われることも多く、

パワーストーンの代表格ともいえる石ですから

老若男女問わず人気が出るのは当然です!

 

ローズクォーツが女性に気なのは、

色だけではないのも良く分かりますね！

でもアメジストも負けていませんよ!?

 

水晶の印鑑のお値段は?

ネットの印鑑ショップで手に入りやすいのは

ロック・クリスタルとローズクォーツです。

価格コムによるとお値段は以下のようになっています

 

『ロック・クリスタル』

3000円～3万円と幅があります。

会社用の大きな印鑑を取り扱っているお店も多いですね。

ケース付きの一般的なサイズ・文字では

1本で6千円程度です。歴史が古いだけあって太さや

文字の種類も多く、贈り物としてのし紙がつけられたり、

凝ったケースが選べるというオプションを

用意しているお店もありました。

『ローズクォーツ』

3000円～4万5000円と

ロック・クリスタルよりも幅が大きいです。

 

さすがに社印の扱いはありませんが、

色の出方がさまざまで選択肢が多いですね。

 

女性をターゲットにしているので

「かわいい」「おしゃれ」などと

説明されていることが多く、

5000円～1万円程度のものが中心です。

まとめ

1. 水晶と呼ばれる宝石は種類がとても多い。
2. 色によってパワーストーンとしての効果が異なっている。
3. 印鑑として古くから使われているのでサイズも多く、取扱店が多い。
4. 色や模様の入ったものについては、見本の写真と同じ色や模様とは限らないこともある。

水晶って奥が深～い宝石なんですね。

なお、水晶には天然石のものと人工水晶があるので、

ご購入の際はよくよく確認してくださいね!

 

余談ですが石英はガラスの材料にも使われています。

でもクリスタルガラスと呼ばれているものは

水晶ではなくガラスです。

 

水晶は色も豊富なので男性にもおススメしたい素材です。

ちなみに私なら断然シトリン（黄水晶）ですね!

作ったら宝くじに当たったりして⁉